※本記事は、Varad Pingaleが2024年8月8日に公開した英語記事「Scale your Cloud footprint with the new Jira import experience」を翻訳したものです。内容に相違が見受けられる場合、英文ページの内容を正とします。
アトラシアンコミュニティのみなさま、こんにちは。
JiraプラットフォームのプロダクトマネージャーのVarad Pingaleです。
多くの企業において、組織内で複数のプロジェクト管理ツールが使われています。これは、ツールの分散、コストの膨張、そして作業方法の不統一につながる可能性があります。当社では、ユーザーが社内のソフトウェアをよりよく管理できるよう、組織がインポーター経由でサードパーティツールを社内のJira Cloudにシームレスに統合できる、連携機能を開発しました。完全に異なるツールをわずか数クリックで統合して、組織に次のようなメリットをもたらすことができます。
生産性とコラボレーションの向上
十分に活用されていないツールやアプリケーション、シャドーITのコストの削減
管理の複雑性の軽減
本日、Jiraのインポート機能における最新の改善内容を共有できることを嬉しく思います。Jiraの新しいインポートエクスペリエンスは、さまざまなプロジェクト管理ツールの作業をさらに簡単、高速、かつ包括的にJiraにインポートできるよう刷新されています。Jiraの既存のインポーターであるJiraインポートウィザードと比較すると、新しいインポートエクスペリエンスには次のような違いがあります。
さらに多くのツールからインポート: Airtable、Asana、Azure DevOps、ClickUp、GitHub、GitLab、Linear、Monday、Notion、Smartsheet、Trello、Wrike、YouTrackを含む、プロジェクト管理ツールのより包括的なセレクションからデータをインポート
さらに高速なインポート: 絞り込みや自動化されたフィールドマッピングなどの新機能により、データの並べ替えやマッピングを加速させ、素早い価値提供速度を実現
さらに簡単なインポート: カスタマイズされたインポートエクスペリエンスやプロジェクト作成などの新しくユーザーフレンドリーな機能を通じてインポートエクスペリエンスを簡素
Redditなどのエンタープライズ企業のお客様はインポーターについて「既存のサービスから Jira へのデータの移行は、手動でインポートするよりもはるかに簡単でした」と述べているほか、年間30万ドル以上の運用コストの節約を実現しています。
データのインポート元のツールを選び、アップロードページの手順に従って既存のツールのデータをCSVにエクスポートします。ご利用のアプリが一覧にない場合、CSVファイルをダウンロードし、当社のガイドラインを参考に準備してインポートプロセスに備えることができます。その後、CSVファイルをアップロードしてインポートプロセスを始めます。
Asana、ClickUp、monday、およびTrelloの場合、CSVファイルではなくAPIを使うことでデータを直接インポートできます。 |
Jiraプロジェクトの名前を設定し、プロジェクトタイプ (ビジネスまたはソフトウェア) とテンプレート (カンバンまたはスクラム) を選択します。データに基づいてインポーターによる提案が行われます。
今回の変更の目玉はこの段階にあります。移行元のツールに基づき、インポーターによって、タイトル、説明、課題ID、作成者などのJiraフィールドにCSVデータが自動的にマッピングされます。マッピング済みのフィールドや未マッピングのフィールドで絞り込みを行い、必要な情報がすべてインポートされることを確認することもできます。
新しいユーザーや既存のユーザーのメールアドレスを追加することでプロジェクトに参加させることができます。なお、新しいプロジェクトにユーザーを追加せずにデータをインポートすることもできます。
インポートするデータの要約を確認したら、インポートを開始します。インポートの進行中は引き続きJiraで作業を行えます。インポートが完了するとメールが送信されます。
2024年8月上旬に、Jiraインポートウィザードのホームページを新しいインポートホームページで置き換えます。管理権限を持つユーザーは、[設定] :project_settings: > [システム] > [外部システムインポート] の順に選択して、この変更を確認できます。すべてのユーザーが引き続き、[課題] > [その他のアクション (…)] > [CSVから課題をインポート] の順に選択し、一括作成機能を使い、CSVを使用して課題を移動できます。
引き続きJiraインポートウィザードを使いたい場合は [古いエクスペリエンスに切り替え] を選択して前の状態に戻り、以前の機能を使用できます。将来的には新しいインポートエクスペリエンスへの切り替えが行われますが、変更が予定されている場合は事前にお知らせします。
新しいインポートエクスペリエンスでは今後も追加機能のリリースを予定しています。今後のお知らせをお待ちください。
Jiraの新しいインポートエクスペリエンスでは、異なるプロジェクト管理ツールの作業を、素早く簡単にJira Cloudにまとめることができます。新しいインポーターをお試しいただいたら、原文記事のコメント欄で、サクセスストーリー、ご質問、エクスペリエンスの感想をぜひお知らせください
Ai Hirama
Technical Support Manager
61 accepted answers
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