こんにちは、今回は Jira Service Management を使用する際に、多くのお客様からお問い合わせいただくチーム管理対象プロジェクト(以降、TMP)の制限について紹介します。これらの情報は、プロジェクトを効率的に管理し、予期せぬ制約に直面しないためにも重要です。現時点での情報を基にしていますが、今後変更される可能性もあるため、必要に応じて最新の公式情報も併せてご確認ください。
まず、リクエストタイプについてです。TMP では、リクエストタイプの数が 30 個まで に制限されています。多くのリクエストタイプを作成する必要がある場合は、この範囲内での運用最適化が求められます。
1つのTMPで登録できるカスタムフィールドは 50 個まで です。50 個を超えるカスタムフィールドが必要な場合は、グローバルカスタムフィールドを利用することが可能です。詳細は、こちらのコミュニティ記事(英語)をご覧ください。また、各リクエストタイプに設定できるカスタムフィールドの数には制限がありません。
ドロップダウンフィールドに設定できるオプション数は 55 個まで に制限されています。多くの選択肢が必要な場合は、オプションの整理やグループ化など、運用面での最適化をご検討ください。
ワークフローに関しては、ステータスやトランジションの個数に特に制限がありません。ただし、ワークフローの設定時は十分に運用を検討の上、ユーザーへの混乱や煩雑な運用を回避できる簡潔なステータス・トランジションを設定することをお勧めします。
SLA の設定においては、登録できるSLAレコードの数に制限はありませんが、設定できる目標は 90 個まで です。SLA の目標を数多く設定する場合は、この制限を念頭に置きつつ、最も重要な目標に集中できる運用をご検討ください。
以上が、Jira Service Management のTMPにおける主な制限についての情報です。これらの制限を理解し、プロジェクト管理に活かすことで、より効果的な運用が可能になります。
なお、今回ご紹介した内容は、2024年9月現在の情報に基づくものであり、一部変更や制限の追加・削除が行われる場合がございますので適宜最新の情報をご参照するようお願い致します。
記事をお読みいただき、ありがとうございました。今後もAtlassian製品をご利用いただく皆さまに役立つ情報を共有していきたいと思います。
Jun Itokawa
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